3日は降臨節第1主日でした。
降臨節に入りましたので祭色は紫です。
アドヴェントクランツの1本目のロウソクに火が灯りました。
毎年のお楽しみ、M子さんが作成されたキャンドルです。
後ろに隠れているのがもったいないので、反対側の面もご覧ください。
24日のキャロル礼拝では暗闇でこの美しいキャンドルに火が灯ります。
<お知らせ>
☆聖餐式聖書日課はB年、年間聖書日課・詩編は第2年を用います。第2年を用います。
☆12月1日から1月末までベタニヤ・ホーム改修工事のための募金を行います。ご協力くださる方は専用の募金用封筒をご利用ください。
☆24日(日)18:00降誕日のキャロル礼拝 22:00降誕日第1聖餐式
25日(月)7:00降誕日第2聖餐式 10:30降誕日主礼拝
☆聖公会手帳等の注文品が届いています。(司祭まで)
1.入口で次の順序で受付をしてください。
①消毒液で手指の消毒。
②出席者名簿に記名。
③献金のある方は献金箱に献金を入れる。
2.聖餐式での陪餐は分餐者が御体を御血に浸して(インティンクション)陪餐者の口へ直接授ける方法で行います。分餐者が御体に御血を浸して聖品を授ける時「あなたのために与えられた主イエス・キリストの体、あなたのために流された主イエス・キリストの血」と言い、陪餐者は「アーメン」と言って口で直接聖品を受けてください。
次主日
降臨節第1主日
12月10日(日)7:00、10:30 主日聖餐式
≪聖歌 346,51,55,61,60≫
イザ40:1-11 詩85:7-13 Ⅱペト3:8-15a,18 マコ1:1-8
・祈祷会
・教会委員会
11月30日、婦人会主催で国立ハンセン病資料館を訪れました。
まず初めに、資料館を見学するにあたって、職員の方からの説明を受けました。
療養所に収容された人々の姿を隠すように、療養所の周りは高い塀や垣根で囲まれていたそうです。(壁に出ている突起物が塀の高さを示しています)
ヒイラギの垣根は3メートルの高さでした。
ハンセン病は「らい菌」に感染することでおこる病気ですが、感染力はとても弱く、感染したとしても発病することはほぼありません。
昔は栄養状態も衛生環境も悪かったため免疫力が低下し、感染発病をしましたが、現在では有効な治療薬により完全に治る病気です。
1931年に「らい予防法」が制定され、すべてのハンセン病患者を強制的に療養所に収容する政策がとられたため、「強い感染力を持った恐ろしい病気」「隔離しなければならないほどの怖い感染症」などの誤ったイメージを定着させることになりました。
病気が完治した今も、差別や偏見を恐れて社会復帰ができずにいる元患者さんやご家族がたくさんいらっしゃいます。
ハンセン病が完治する病気になってからも、1996年に「らい予防法」が廃止されるまで半世紀にわたって強制隔離は続いたそうです。
1996年というと27年前ですが、そんな最近までこの法律が存在していたということに驚くばかりです。
国立ハンセン病資料館の後は、東京教区清瀬聖母教会を訪ねました。
教会は、木々に囲まれた広々とした敷地の中にありました。
写真は左からバルナバの婦人会会長、大森明彦司祭、清瀬聖母教会の信徒さんです。
会館で昼食をいただきました。
2段になっている豪華なお弁当でした。
会館には歴代の司祭さんの写真が飾られていました。
こちらは台所です。
こちらの小さなお部屋からは敷地内の竹林が見えます。
こちらのお部屋にある十字架は、イエス様の体にある釘の傷跡が生々しいです。
聖堂の内部です。
上にある円形のステンドグラスはイタリア製だそうです。
椅子はイギリス製とのことですが、日本人の足の長さに合わせて4センチ切ったそうです😅
教会の前で記念撮影をしました。
この後は、大森司祭さんのご案内で国立療養所多磨全生園の敷地内を歩きました。
こちらは納骨堂です。
元患者さんたちがお住まいになっている家です。
現在、99人の方が住んでいらっしゃるそうです。
宗教区には教会やお寺がかたまってあります。
こちらが聖公会の教会です。
現在、6人の信徒さんがいらっしゃるそうですが、みなさん90歳以上だそうです。
今回の行事を企画し、実行にこぎつけてくださった婦人会会長のYさん、早い時期から準備や事前学習会の開催など大変だったことと思われますが、本当にありがとうございました。
私たちの訪問にご対応をしてくださった清瀬聖母教会の大森司祭さんと信徒さんに感謝します。
そして、他教会(厚木聖ヨハネ教会、秦野聖ルカ教会、横浜聖アンデレ教会、横浜聖クリストファー教会)からも参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
また、行事があるときは、ご一緒に楽しみましょう!