2010年11月29日月曜日

アドベントクランツ

昨日(28日)は降臨節第一主日。典礼色 (liturgical colors)が悔い改めを意味する紫に変わりました。世間ではクリスマスへ向けて華やぎが増してきていますが、教会の中では逆に心静かにクリスマスへの準備が進められます。



祭壇の花に代わって“アドベントクランツ”がお目見えしました。アドベントクランツの“クランツ”とは“輪”の意味で永遠の象徴だそうです。アドベントの期間は日曜日ごとに1本ずつクランツのろうそくに灯をともしていき、イブ直前の日曜日には4本のろうそく全てに灯がともります。アドベント期間中の教会暦の色に合わせて、紫のろうそくが使われています。その中に1本だけあるピンクのろうそくは第三週に当たります。これは第三主日が「喜びの主日」と呼ばれ、祭服の色も紫からピンクないし薔薇色のものを用いるためだそうです。
→もろもろとウィキペディアに教えていただきました。(^^ゞ


昨日の週報をご覧になって「いつもと何か違うな」と思われませんでしたか?
“週報”の文字の間のカットが変わっているのです。

普段のカット

28日のカット

よくよく見ると週報の字の模様も違うではありませんか!?
ここまでやるかっ!!

こだわりの前田司祭の繰り出す小技を見つけ出すのが、今ひそかなマイブームです♪



28日は1本のろうそくに火が灯りました。



2010年11月22日月曜日

収穫感謝の日

昨日(21日)は祭壇に野菜や果物をお供えして、収穫感謝のお祈りをささげました。



礼拝の中で初めて目にする光景がありました。司祭がクルエットに入っている水の中へ塩を注いでおられたのです。礼拝後、そのことについて前田司祭がお話をしてくださいました。水と塩を祝福して混合したものを“聖水”として保存し、様々なところで利用するそうです。例えば起工式のときに土地を清めるために使ったり、物を祝福するとき、あるいはご遺体に降り注いだりするときに使用するのだとか。七五三のときに子供たちに降り注いだらビックリされて困ったことがあるので、現在はおこなっていらっしゃらないとのこと。パニクッた子供たちの様子が想像されて(^_^)。
聖水がなくなると新たに水と塩を祝福して作り、常備しておくのだそうです。


週報の『お知らせ』より
・今年はもう一度、教区主教の巡杖があります。12月19日(降臨節第4主日)に堅信式が行われます。
・11月の婦人会例会は、28日(日)午後から行います。
・次の主日から教会暦はA年です。


昨日の祭壇のお花です。


楽しい楽しい大掃除(大掃除担当委員さんの言)の後、クリスマスリースの飾り付けも済み、教会もいよいよクリスマスモードへ突入です♪

2010年11月15日月曜日

連絡事項

14日の祭壇のお花です。



昨日は9月18日に執事に叙任された大居雅治新執事の奥様がお見えになりました。林間聖バルナバ共同体からのお祝い、『アミスとアルブ』が前田司祭から夫人へと手渡されました。


週報の『お知らせ』より
「次主日(21日)は、収穫感謝を憶えます。地の産物をお献げください。午後からは、教会の大掃除です。お手伝いをお願いいたします。」


前々回のブログで書いた前田司祭がベストリーへ持っていかれたものとは・・・。
        
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『千歳飴』でした~♪
今日は11月15日、七五三おめでとう!

2010年11月11日木曜日

バザーリサーチ

先日、逗子聖ペテロ教会のバザーにお邪魔しました。
教会に着くと、向こうに葉子さんの顔が見えたのでうれしくて駆け寄っていったら、葉子さんの開口一番「SJAJAの手伝いしにきてくれたの?」。
えぇっ、労働力として見られていたのか・・・。
お客さんとして行ったつもりでしたが、少しだけお手伝いしてまいりました。

小林進司祭は「バザーでは何もしなくていいです」と言われたそうで、「僕がじっとしていられると思う?」と、ご近所への挨拶回りなどへ出向いておられました。
逗子聖ペテロ教会のバザーはひとことで言うと洗練されていて、実にスマートでした。
便利だなと思ったのは「抽選券付きのバザーお買物券」です。バザーが始まる前にまずお買物券を購入します。この券は品物も買えれば食事にも使えます。初めにお買物券を好きな分だけ買っておけば、あとはお財布を出さずにバザーをすごせるわけです。12時には大抽選会が行われ、バザーがさらに盛り上がりました。

97年も歴史のある教会の余裕でしょうか、ゆったりとした雰囲気にもかかわらず、物事がスムーズに流れてゆき、伝統の重みを感じました。
バザーを楽しむつもりで行ったのが、すっかりバザーリサーチャーと化していました

かわいいポットがお行儀よく並んでいます。


おしゃれなオープンテラスカフェの雰囲気


焼き鳥器がなんと4台!壮観です。



ドナルドがお出迎え。


ドキドキの抽選会です。


そのほかの様子はこちらをどうぞ。

最後に逗子のバザーで驚いたことをひとつ。
なんと、クリスマス礼拝の案内チラシをお客様に配っていたのです。ムムム、恐るべき手回しの良さ!
ひたすら感服いたしました。

2010年11月10日水曜日

聖公会入門講座

9月から始まった前田司祭の「聖公会入門講座」(毎月第1日曜日9:30~、30~40分間)も今月で3回目となりました。礼拝前の静かな礼拝堂はおごそかな雰囲気で、お話しが胸に染み渡っていく感じです。

7日は十字架についてお話がありました。十字架の縦の棒は神様と人との縦のつながり、横の棒は人と人との横のつながりを表しているそうです。

前田司祭がとてもいいお話をしてくださるので、これは聞かないと損ですよ~。


14日は9:30から七五三祝福式があります。7日、礼拝堂で聖歌隊の練習をしていたところ、前田司祭が七五三を迎える子供たちに渡すある物(七五三といえば『〇〇せ〇〇』)を持ってベストリーの中へ・・・。
チビッコたちがうらやましい。


7日、教会から相模大野駅へ向かう帰り道で出会ったアメリカン・ショートヘア。


目線を合わせてくれず。

2010年11月9日火曜日

墓地礼拝-材木座霊園-

11月3日(水)、鎌倉の材木座霊園において鎌倉聖ミカエル教会、逗子聖ペテロ教会、藤沢聖マルコ教会、林間聖バルナバ教会の4教会合同による墓地礼拝がありました。今年の当番教会である藤沢聖マルコ教会司祭の司式により聖餐式が行われ、納骨されている187人の方々を覚え魂の平安をお祈りしました。


7日の祭壇のお花です。




2010年11月5日金曜日

「筆子・その愛」映画会報告

先般お知らせした映画会の様子をN氏がレポートしてくださいました。

「10月31日(日曜日)、吉村庄司司祭の好意により礼拝後、婦人会主催の映画会が開かれた。映画の題名は『筆子・その愛』である。この映画会を開く発端は今年6月13日の当教会創立記念日に吉村庄司司祭による滝乃川学園の創立の講演会をしていただいたことによる。『筆子・その愛』は、石井筆子の生い立ちから聖公会との出会い、子供の障がい者施設「滝乃川学園」の設立および経営に一貫して子供たちへの惜しみない愛を貫いた生涯の物語である。参加者約20人。皆、感動を持って映画会を終えた。映画会の後、お茶会で映画撮影の裏話として吉村庄司司祭の出演、横浜聖アンデレ教会(?)から参加された北島悟さんから出演俳優への大村弁指導に携わったこと等が紹介され談笑のうちに会が終わった。」


この映画の監督をされた山田火砂子さんによる書籍も刊行されています。
『筆子 その愛―世界で一番美しい涙の物語―』(ジャパンアート出版、山田火砂子・車取ウキヨ著)