2023年5月23日火曜日

復活節第7主日/構想1年の作品

21日は復活節第7主日でした。

祭壇のお花です。

<お知らせ>
☆復活節中の第1朗読は旧約聖書以外のもの(使徒言行録)を読みます。
 朗読前は「使徒言行録第――章――節から」
 朗読後は「終わります」(祈祷書165頁参照。使徒書はいつも通り)。
☆トルコ・シリア地震被災者支援募金を6月末まで厚木聖ヨハネ教会と共同で行います。募金は現地で支援活動に当たっているACTアライアンスのために用いられます(日本キリスト教協議会経由で送金)。

1.教会建物内では不織布マスクの着用をお願いします。
2.入口で次の順序で受付をしてください。
 ①消毒液で手指の消毒。
 ②出席者名簿に記名。
 ③献金のある方は献金箱に献金を入れる。 3.聖餐式での陪餐は分餐者が御体を御血に浸して(インティンクション)陪餐者の口へ直接授ける方法で行います。分餐者が御体に御血を浸して聖品を授ける時「あなたのために与えられた主イエス・キリストの体、あなたのために流された主イエス・キリストの血」と言い、陪餐者は「アーメン」と言って口で直接聖品を受けてください。通路、至聖所前に並ぶ際、前後左右の陪餐者と距離をとってください。


次主日
聖霊降臨日
5月28日(日)7:00、10:30 主日聖餐式
≪聖歌 383,198,388,438,195≫
使2:1-11 詩104:30-35 Ⅰコリ12:4-13 ヨハ20:19-23
・婦人会例会



聖餐式の後、オルターが後片付けをしているところへ片山司祭がおいでになり、何かをとても見せたいような雰囲気を醸し出しておられたので、みんなで先生の後についていきました。
そして、目に飛び込んできたのがこちらです。


十字架がコンクリートの塊にささっています。


十字架を置く際、壁に立てかけると、壁に跡が付いたり十字架にも負担がかかったりしてよくないため何とかしたいと思われた片山司祭が、物置の裏で雨ざらしになっていたコンクリートの塊を使って十字架の台を作ろうと1年間構想を練られた結果、見事完成へと至ったものなのです。

十字架をはずすとこのようになっています。


底面はこのとおり。

コンクリートの穴の形に合わせて4枚の木製の板がはめ込んであります。穴は四角形で各辺は上が広く底の方が狭い台形になっています。そのままでは棒は収まらないので、棒の先端が入るように電動ドリルで穴の大きさを十字架を支えられる深さの分、均等な穴にしてあります。


棒の先を深くまで差し込むと容易に抜けなくなってしまうので、ここまで差し込むという所には目印が巻かれています。

実はこれは100均で売っているシリコンのゴムだそうです。(シリコンは耐候性が高いので劣化しにくいため)
色も、黒では見た目がちょっとなので、唯一残っていたという白いゴムを選ばれたというこだわりがあります。



台の中には矢印の範囲が納まっています。
この深さが、十字架が倒れずにバランスを保ちつつ、台からスムーズに抜けるという、ちょうどよい加減なのだそうです。

こんなに細かい工夫がなされている作品ですが、「家族の反応は薄かった」と、ちょっと寂しそうな片山司祭でしたので、みなさん折を見てほめて差し上げてください😊



第16回チャペルコンサートのチラシができました。(画像をクリックすると拡大します)

みなさま、どうぞ予定に入れておいてくださいませ♪