2020年7月13日月曜日

聖霊降臨後第6主日/仮の礼拝所の奇跡

昨日は聖霊降臨後第6主日でした。

祭壇のお花です。


<お知らせ>
☆工事終了まで、会館を仮礼拝所とします。出入口は会館の掃き出し窓です。会衆席の定員は25名です。引き続き分散出席にご協力ください。
☆感染防止対策のため、主日礼拝の回数と開始時間を変更しています。
 当面、礼拝に関わる当番制は運用を休止します。
☆礼拝出席時は感染防止のため、以下の諸点にご協力ください。
1.教会へ出かける前に体温が平熱であることを確認してください。本人また家族が体調不良の場合は礼拝出席をお控えください。
2.入場前に必ずマスクを着用し、陪餐時を除いて退場までマスクは外さないでください。お持ちでない方は、受付で手作り品マスクを購入してください。(100円)
3.入口で次の順序で受付をしてください。
○検温(非接触式)※1
○消毒液で手指の消毒。
○出席者名簿に記名。
○献金のある方は献金箱に献金を入れる。※2
 ※1 受付での検温で37.5度以上の場合は入場することができません。
 ※2 感染予防のため、奉献時に献金袋による献金収集は行いません。
4.座席は座布団のないところを使用し、前後左右の人との距離が開くようにしてください。
5.各礼拝開始30分前から場内は沈黙とします。ご理解ご協力ください。
 (11時からの聖餐式が終了までは私的な会話は屋外でお願いします)。
6.聖餐式での陪餐は御体(聖別されたパン)のみとなります。
 通路、至聖所前に立ち並ぶ際も、前後左右の陪餐者と距離をとってください。


次主日
聖霊降臨後第7主日(特定11)
7月19日(日)7:00,9:00,11:00 聖餐式
≪聖歌 512,402,221,362,520≫
知12:13,16-19 詩15 ロマ8:18-25 マタ13:24-30,396-43



改修補強工事の現場が聖堂へと移りましたので、昨日からは会館が仮の礼拝所になっております。

祭壇の様子です。


奏楽者さんは入り口の隅の方にいらっしゃいます。


会衆席です。


司祭さんと侍者さんは台所、もとい、仮のベストリーから入場され、また帰って行かれました。



それにしても、会館が仮の礼拝所とは思えないほどの立派な空間に生まれ変わっていたのにはビックリしました!
これには、片山司祭の私物が大きく関与しているのです。

私物その1、コンパクトながらもしっかりとした作りの祭壇。


私物その2、聖書台。


私物その3、祈祷書台。

聖書台と祈祷書台は、片山先生の手作りとのこと!(棟梁と呼ばせていただきます)
これらの私物は、公開の礼拝休止中、司祭館で献げていた非公開の主日聖餐式で使用されていたそうです。


さて、仮のベストリーをのぞいてみましょう。

オルターの方がアイロンかけをなさっているのは、本当は電子レンジなどを置くスペースですが、アイロン台が2つ並べて置けるぴったりサイズとなっております。


そして、壁に渡してある棒は元からあったのですが、まるでこうして使われるのを予想していたかのように式服を掛けるのにピッタリです。


では、もう一度祭壇を見てみましょう。

下に敷かれたカーペットは、ベストリーのカーペットが一部焦げたのを隠すために置かれたものですが、それが仮の祭壇の下に昇格して、ここまでマッチするとは!

奇跡のようなベストマッチの数々が生まれましたが、その極めつけは、会館の壁にかけられた十字架です。
たしか、前田司祭のときに取り付けられこと思い出し、過去のブログを検証したところ、2012年の復活日にはまだありませんでしたが、同年の教会記念日には存在が確認できたことから、この間に取り付けられたということが判明しました!

もう一度前出の写真をご覧ください。

祭壇の後ろに十字架が、そしてその両脇には光を通す窓があるという、仮と呼ぶにはもったいないほどの立派な礼拝所ではありませんか。
まるで、この改修補強工事を予測して起きたような数々の奇跡は、もう神の御業としか言いようがありません。