2018年3月28日水曜日

復活前主日/芸術的棕櫚の十字架再び

25日は復活前主日でした。

祭壇には棕櫚の葉が飾られていました。


次主日
復活日
4月1日(日)7:00,10:30 主日聖餐式
≪聖歌 159,175,250,176,160≫
使10:34-43 コロ3:1-4 マコ16:1-8
・祝会


《今年の聖週の礼拝》
3月25日(日)復活前主日
7:00 聖餐式
10:30 主のエルサレム入城の記念
26~28日(月~水)復活前月、火、水曜日
29日(木)聖木曜日
10:30 聖油聖別の聖餐式(主教座聖堂)
19:00 聖餐制定の記念の聖餐式
30日(金)聖金曜日(受苦日)断食日
15:00 主の十字架に対する崇敬と賛美
31日(土)聖土曜日
 -復活節-
19:00 復活徹夜祭(洗礼の約束の更新)
4月1日(日)復活日
7:00,10:30 聖餐式



この日は聖餐式の前に外へ集合し、イエス様のエルサレム入城を再現するため、一人ひとり棕櫚の十字架を手に聖堂へと入堂行進を行いました。

棕櫚の十字架に聖水をふりかけられる片山司祭です。


大きな十字架にも棕櫚の葉がつけられています。


前日の土曜日に作られた十字架は、交差する箇所の形が□とXの二種類ありました。


そして、金曜日に片山司祭が制作された棕櫚の十字架は、昨年の制作過程から得られた改善点を踏まえて、さらにバージョンアップしております。

細かなパーツを何個もつなげて作っていくのですが、十字架の縦の棒は上から下に向かって小さいパーツから徐々に大きいパーツへと移行しています。
横の棒は左右の端が小さいパーツでで、中心へ向かって大きいパーツへと変化しています。
縦と横、それぞれのパーツを、一つひとつ大きさの順番に並べてからつなげていくそうです。
そして、縦と横の中心には、それぞれ棕櫚の葉の真ん中の一番固い芯が3本ずつ入っているとのこと。
この十字架を作るのに、扇の形に広がっている棕櫚の葉の大体半分の量(両脇を省く中心部分)を使用しているそうです。
そして、昨年は出来上がったものをそのままにしておかれたら乾燥してしまったそうで、今回は水分を含ませてビニール袋に保存しておかれたので、緑も鮮やかに活き活きとしています。


この十字架を制作されている時は、気持ちがとても穏やかになるとのこと。
そんなヒーリング作用ももたらすという芸術的作品とともに、今年も記念の写真を撮らせていただきました。(^-^)v