2017年11月25日土曜日

銚子バス旅行報告(後編)

さて、旅行2日目(26日)は、前日とはうってかわっての快晴となりました♪

宿泊した「かんぽの宿 旭」はすぐ目の前が海で、まさに“オーシャンビュー”とはこのことです。館内に日の出時刻の張り紙があったので、これは日の出を拝む絶好のチャンスと思い、5時に起床、太陽が出てくるのをバルコニーで待ち構えていました。

まだ薄暗いころ。

空が赤みを帯びてきました。

出たっ!(小さいっ)

この続きは動画でどうぞ。(バックで流れているのは波の音です)



朝の清々しい空気の中をお散歩しました。

海岸から見たかんぽの宿です。


ホテルを発つ前に、参加者19名とバスの運転手さんの総勢20名で記念写真を撮りました。


バスに乗り込み、この日最初の目的地、飯岡灯台へ向かいます。


旭市の飯岡地区は東日本大震災で津波の被害にあったそうです。片山司祭は津波のことなど知らずに震災時、車の運転をしていらっしゃったそうですが、停電で信号が曲がれず内陸の道を走るしかなかったおかげで、津波の被害から逃れることができたのだそうです。

震災後に立てられた標識からも、津波の影響をうかがい知ることができます。


バスは「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の前に到着しました。


展望館3階の「光と風のデッキ」から飯岡地区をながめてみましょう。片山司祭の説明が聞こえないほどの、凄まじい強風を感じ取っていただければ。(^ ^;)
(途中でズームインしているのは、宿泊した「かんぽの宿 旭」です)

ところで、肝心の飯岡灯台はというと・・・


「えっ、これが灯台?!」と思わず叫んでしまいそうなくらい、小さくて可愛らしいものでした。

そして、灯台の横で、東日本大震災で被災されたみなさまへお祈りを献げました。


さて、バスはいよいよ銚子諸聖徒教会へ向けて走り始めます。
銚子周辺は一年中安定して風が吹くことから、風力発電のための風車が30基以上もあるそうです。では、そんな風景をご覧ください。



ついに銚子諸聖徒教会に到着しました!
うわさに聞いていたとおりのキャベツ畑が目の前に広がっております。( ^o^ )


そして、お久しぶりの前田司祭です!



こちらが祭壇です。


第一のお庭です。

第二のお庭です。


お隣にある聖母保育園です。


ベストリーでは懐かしい前田流こだわりの数々を披露してくださいました。

この地は湿気が多いことから、革製品はすべてカビにやられてしまうそうです。
そして、衣装持ち前田司祭の大切な式服は、クリーニング屋さんから戻ってきたままのビニールをかけた状態で保管しておいた方がカビが生えないという、新事実を発見されたとのこと。


聖餐用ウエハースは乾燥剤を入れて保管するそうです。(電子レンジでチンすれば繰り返し使えます)


きれいに整頓された引き出しの中の聖布は、どれもまぶしいくらいの白色をしていますが、その秘密はこの装置にあります。

この中に水を入れて某メーカー(月のマーク)の○イド○イター(粉末)を溶かして聖布を浸けておくと、驚くほど黄ばみが取れるのだそうです。この装置を持ってカシャカシャと振ることもできるそうで、付けた名前が“聖布手動洗濯機”。前田先生のこういうおちゃめなところにすぐ反応してうれしがってしまう私であります。f(^^;)

こちらの十字架は、前田司祭が神学校を卒業されたときに澤田美喜さんがくださったのですが、まだ聖職ではないので司祭になったらいただくということで、預けたままになっていたのだそうです。それが30年という時を経て、ようやく前田司祭の手元にやってきたとのことです。


バルナバのIさん作成の十字架の道行きの刺繍絵が写真になって飾られています。

Iさんはこれをご覧になって、とても喜んでおられました。(^ ^)


お庭へ出ると、木の枝にこんなものがぶら下がっていました。

中には砂糖と酢と日本酒が入っていて、それにおびき寄せられたハチが入ってしまうと出られないような仕組みになっているそうです。
黒っぽくなっているところは、ハチのかたまりです。\(>o<)/!


この数日前にバザーがあったそうですが、バザーとくれば前田司祭の匠の技が発揮されるポスターが気になりますね。
そんなこちらの思いを素早くキャッチされた先生、すかさず見せてくださいました。

おおっ、写真入りときましたか!
カラフル、ポップで、楽しげな雰囲気にあふれています。
匠の技は現在も進化中とお見受けしました。

そして、前田司祭とN美さんのツーショット♪

ずっとお会いしたいと思っていたお二人の笑顔に会えて、感無量でありました。お二人ともお元気そうで、生き生きとしておられて、本当にうれしかったです。 余談ですが、お茶うけにいただいた酒まんじゅうが美味しくて、帰ってからネットで検索してしまいました。f(^^;)


銚子諸聖徒教会を後に、バスはウオッセ21へと向かいました。

銚子港で水揚げされた魚や魚介の加工品が所狭しとならんでいます。

「どれにしようかな~?」


さて、この後は犬吠埼へと向かいます。

犬吠埼灯台です。


そして、灯台のそばにある「ドライブインなぎさや」さんで、新鮮な海の幸を堪能しました!

お魚の煮付けは、お醤油の味が濃く、甘みも強く、ちょっとビックリするほどでしたが、これが銚子料理の味の特徴だそうです。
さすが醤油の名産地とはいえ、銚子市民のみなさんの血圧が心配です。(^ ^;)


お腹も満足したところで、お次は銚子電鉄犬吠駅へと移動します。


駅構内には銚子名物ぬれ煎餅の垂れ幕があります。


そして、電車がやって来ました。


さて、いよいよ最後の目的地、外川漁港へと向かいます。



沖合には、国内初の洋上風力発電実証研究の風車が見えます。




そして、だれとでもすぐ友だちになってしまう幹事のKさんは、漁師のみなさんともすっかりお友だちに。(^m^ )

そんなKさんの八面六臂の活躍のおかげで、1泊2日の銚子バス旅行はつつがなく終了しました。

行く先々で歓待してくださったみなさまに心からのお礼を申し上げます。
それもこれも、そんなみなさまと銚子での8年間にわたる密接な交流をしてこられた片山司祭のお働きがあってのたまものです。

本当に楽しい旅行をありがとうございました!!\( ^o^ )/