26日は降臨節前主日でした。
祭壇のお花です。
この日は聖餐式の中で収穫感謝祈祷を献げました。
<お知らせ>
☆次主日12月3日から聖餐式聖書日課はB年、年間聖書日課・詩編は第2年を使用します。
☆聖公会手帳等の注文品が届きました。注文された方は司祭まで。
☆12月10日(日)13時よりチャペルコンサート(第2回)が行われます。今回は黒澤紀子さん(声楽)、鈴木菜穂子さん(ピアノ)、河合沙樹さん(フルート)が出演されます。入場料1,000円。受付の案内チラシをご覧ください。
次主日
降臨節第1主日
12月3日(日)7:00,10:30 主日聖餐式
≪聖歌 52,53,474,54,68≫
イザ63:19b-64:8b Ⅰコリ1:1-9 マル13:33-37
・キリスト教勉強会
・聖歌隊
2017年11月28日火曜日
2017年11月25日土曜日
銚子バス旅行報告(後編)
さて、旅行2日目(26日)は、前日とはうってかわっての快晴となりました♪
宿泊した「かんぽの宿 旭」はすぐ目の前が海で、まさに“オーシャンビュー”とはこのことです。館内に日の出時刻の張り紙があったので、これは日の出を拝む絶好のチャンスと思い、5時に起床、太陽が出てくるのをバルコニーで待ち構えていました。
まだ薄暗いころ。
空が赤みを帯びてきました。
出たっ!(小さいっ)
この続きは動画でどうぞ。(バックで流れているのは波の音です)
朝の清々しい空気の中をお散歩しました。
海岸から見たかんぽの宿です。
ホテルを発つ前に、参加者19名とバスの運転手さんの総勢20名で記念写真を撮りました。
バスに乗り込み、この日最初の目的地、飯岡灯台へ向かいます。
旭市の飯岡地区は東日本大震災で津波の被害にあったそうです。片山司祭は津波のことなど知らずに震災時、車の運転をしていらっしゃったそうですが、停電で信号が曲がれず内陸の道を走るしかなかったおかげで、津波の被害から逃れることができたのだそうです。
震災後に立てられた標識からも、津波の影響をうかがい知ることができます。
バスは「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の前に到着しました。
展望館3階の「光と風のデッキ」から飯岡地区をながめてみましょう。片山司祭の説明が聞こえないほどの、凄まじい強風を感じ取っていただければ。(^ ^;)
(途中でズームインしているのは、宿泊した「かんぽの宿 旭」です)
ところで、肝心の飯岡灯台はというと・・・
「えっ、これが灯台?!」と思わず叫んでしまいそうなくらい、小さくて可愛らしいものでした。
そして、灯台の横で、東日本大震災で被災されたみなさまへお祈りを献げました。
さて、バスはいよいよ銚子諸聖徒教会へ向けて走り始めます。
銚子周辺は一年中安定して風が吹くことから、風力発電のための風車が30基以上もあるそうです。では、そんな風景をご覧ください。
ついに銚子諸聖徒教会に到着しました!
うわさに聞いていたとおりのキャベツ畑が目の前に広がっております。( ^o^ )
そして、お久しぶりの前田司祭です!
こちらが祭壇です。
第一のお庭です。
第二のお庭です。
お隣にある聖母保育園です。
ベストリーでは懐かしい前田流こだわりの数々を披露してくださいました。
この地は湿気が多いことから、革製品はすべてカビにやられてしまうそうです。
そして、衣装持ち前田司祭の大切な式服は、クリーニング屋さんから戻ってきたままのビニールをかけた状態で保管しておいた方がカビが生えないという、新事実を発見されたとのこと。
聖餐用ウエハースは乾燥剤を入れて保管するそうです。(電子レンジでチンすれば繰り返し使えます)
きれいに整頓された引き出しの中の聖布は、どれもまぶしいくらいの白色をしていますが、その秘密はこの装置にあります。
この中に水を入れて某メーカー(月のマーク)の○イド○イター(粉末)を溶かして聖布を浸けておくと、驚くほど黄ばみが取れるのだそうです。この装置を持ってカシャカシャと振ることもできるそうで、付けた名前が“聖布手動洗濯機”。前田先生のこういうおちゃめなところにすぐ反応してうれしがってしまう私であります。f(^^;)
こちらの十字架は、前田司祭が神学校を卒業されたときに澤田美喜さんがくださったのですが、まだ聖職ではないので司祭になったらいただくということで、預けたままになっていたのだそうです。それが30年という時を経て、ようやく前田司祭の手元にやってきたとのことです。
バルナバのIさん作成の十字架の道行きの刺繍絵が写真になって飾られています。
Iさんはこれをご覧になって、とても喜んでおられました。(^ ^)
お庭へ出ると、木の枝にこんなものがぶら下がっていました。
中には砂糖と酢と日本酒が入っていて、それにおびき寄せられたハチが入ってしまうと出られないような仕組みになっているそうです。
黒っぽくなっているところは、ハチのかたまりです。\(>o<)/!
この数日前にバザーがあったそうですが、バザーとくれば前田司祭の匠の技が発揮されるポスターが気になりますね。
そんなこちらの思いを素早くキャッチされた先生、すかさず見せてくださいました。
おおっ、写真入りときましたか!
カラフル、ポップで、楽しげな雰囲気にあふれています。
匠の技は現在も進化中とお見受けしました。
そして、前田司祭とN美さんのツーショット♪
ずっとお会いしたいと思っていたお二人の笑顔に会えて、感無量でありました。お二人ともお元気そうで、生き生きとしておられて、本当にうれしかったです。 余談ですが、お茶うけにいただいた酒まんじゅうが美味しくて、帰ってからネットで検索してしまいました。f(^^;)
銚子諸聖徒教会を後に、バスはウオッセ21へと向かいました。
銚子港で水揚げされた魚や魚介の加工品が所狭しとならんでいます。
「どれにしようかな~?」
さて、この後は犬吠埼へと向かいます。
犬吠埼灯台です。
そして、灯台のそばにある「ドライブインなぎさや」さんで、新鮮な海の幸を堪能しました!
お魚の煮付けは、お醤油の味が濃く、甘みも強く、ちょっとビックリするほどでしたが、これが銚子料理の味の特徴だそうです。
さすが醤油の名産地とはいえ、銚子市民のみなさんの血圧が心配です。(^ ^;)
お腹も満足したところで、お次は銚子電鉄犬吠駅へと移動します。
駅構内には銚子名物ぬれ煎餅の垂れ幕があります。
そして、電車がやって来ました。
さて、いよいよ最後の目的地、外川漁港へと向かいます。
沖合には、国内初の洋上風力発電実証研究の風車が見えます。
そして、だれとでもすぐ友だちになってしまう幹事のKさんは、漁師のみなさんともすっかりお友だちに。(^m^ )
そんなKさんの八面六臂の活躍のおかげで、1泊2日の銚子バス旅行はつつがなく終了しました。
行く先々で歓待してくださったみなさまに心からのお礼を申し上げます。
それもこれも、そんなみなさまと銚子での8年間にわたる密接な交流をしてこられた片山司祭のお働きがあってのたまものです。
本当に楽しい旅行をありがとうございました!!\( ^o^ )/
宿泊した「かんぽの宿 旭」はすぐ目の前が海で、まさに“オーシャンビュー”とはこのことです。館内に日の出時刻の張り紙があったので、これは日の出を拝む絶好のチャンスと思い、5時に起床、太陽が出てくるのをバルコニーで待ち構えていました。
まだ薄暗いころ。
空が赤みを帯びてきました。
出たっ!(小さいっ)
この続きは動画でどうぞ。(バックで流れているのは波の音です)
朝の清々しい空気の中をお散歩しました。
海岸から見たかんぽの宿です。
ホテルを発つ前に、参加者19名とバスの運転手さんの総勢20名で記念写真を撮りました。
バスに乗り込み、この日最初の目的地、飯岡灯台へ向かいます。
旭市の飯岡地区は東日本大震災で津波の被害にあったそうです。片山司祭は津波のことなど知らずに震災時、車の運転をしていらっしゃったそうですが、停電で信号が曲がれず内陸の道を走るしかなかったおかげで、津波の被害から逃れることができたのだそうです。
震災後に立てられた標識からも、津波の影響をうかがい知ることができます。
バスは「飯岡刑部岬展望館~光と風~」の前に到着しました。
展望館3階の「光と風のデッキ」から飯岡地区をながめてみましょう。片山司祭の説明が聞こえないほどの、凄まじい強風を感じ取っていただければ。(^ ^;)
(途中でズームインしているのは、宿泊した「かんぽの宿 旭」です)
ところで、肝心の飯岡灯台はというと・・・
「えっ、これが灯台?!」と思わず叫んでしまいそうなくらい、小さくて可愛らしいものでした。
そして、灯台の横で、東日本大震災で被災されたみなさまへお祈りを献げました。
さて、バスはいよいよ銚子諸聖徒教会へ向けて走り始めます。
銚子周辺は一年中安定して風が吹くことから、風力発電のための風車が30基以上もあるそうです。では、そんな風景をご覧ください。
ついに銚子諸聖徒教会に到着しました!
うわさに聞いていたとおりのキャベツ畑が目の前に広がっております。( ^o^ )
そして、お久しぶりの前田司祭です!
こちらが祭壇です。
第一のお庭です。
第二のお庭です。
お隣にある聖母保育園です。
ベストリーでは懐かしい前田流こだわりの数々を披露してくださいました。
この地は湿気が多いことから、革製品はすべてカビにやられてしまうそうです。
そして、衣装持ち前田司祭の大切な式服は、クリーニング屋さんから戻ってきたままのビニールをかけた状態で保管しておいた方がカビが生えないという、新事実を発見されたとのこと。
聖餐用ウエハースは乾燥剤を入れて保管するそうです。(電子レンジでチンすれば繰り返し使えます)
きれいに整頓された引き出しの中の聖布は、どれもまぶしいくらいの白色をしていますが、その秘密はこの装置にあります。
この中に水を入れて某メーカー(月のマーク)の○イド○イター(粉末)を溶かして聖布を浸けておくと、驚くほど黄ばみが取れるのだそうです。この装置を持ってカシャカシャと振ることもできるそうで、付けた名前が“聖布手動洗濯機”。前田先生のこういうおちゃめなところにすぐ反応してうれしがってしまう私であります。f(^^;)
こちらの十字架は、前田司祭が神学校を卒業されたときに澤田美喜さんがくださったのですが、まだ聖職ではないので司祭になったらいただくということで、預けたままになっていたのだそうです。それが30年という時を経て、ようやく前田司祭の手元にやってきたとのことです。
バルナバのIさん作成の十字架の道行きの刺繍絵が写真になって飾られています。
Iさんはこれをご覧になって、とても喜んでおられました。(^ ^)
お庭へ出ると、木の枝にこんなものがぶら下がっていました。
中には砂糖と酢と日本酒が入っていて、それにおびき寄せられたハチが入ってしまうと出られないような仕組みになっているそうです。
黒っぽくなっているところは、ハチのかたまりです。\(>o<)/!
この数日前にバザーがあったそうですが、バザーとくれば前田司祭の匠の技が発揮されるポスターが気になりますね。
そんなこちらの思いを素早くキャッチされた先生、すかさず見せてくださいました。
おおっ、写真入りときましたか!
カラフル、ポップで、楽しげな雰囲気にあふれています。
匠の技は現在も進化中とお見受けしました。
そして、前田司祭とN美さんのツーショット♪
ずっとお会いしたいと思っていたお二人の笑顔に会えて、感無量でありました。お二人ともお元気そうで、生き生きとしておられて、本当にうれしかったです。 余談ですが、お茶うけにいただいた酒まんじゅうが美味しくて、帰ってからネットで検索してしまいました。f(^^;)
銚子諸聖徒教会を後に、バスはウオッセ21へと向かいました。
銚子港で水揚げされた魚や魚介の加工品が所狭しとならんでいます。
「どれにしようかな~?」
さて、この後は犬吠埼へと向かいます。
犬吠埼灯台です。
そして、灯台のそばにある「ドライブインなぎさや」さんで、新鮮な海の幸を堪能しました!
お魚の煮付けは、お醤油の味が濃く、甘みも強く、ちょっとビックリするほどでしたが、これが銚子料理の味の特徴だそうです。
さすが醤油の名産地とはいえ、銚子市民のみなさんの血圧が心配です。(^ ^;)
お腹も満足したところで、お次は銚子電鉄犬吠駅へと移動します。
駅構内には銚子名物ぬれ煎餅の垂れ幕があります。
そして、電車がやって来ました。
さて、いよいよ最後の目的地、外川漁港へと向かいます。
沖合には、国内初の洋上風力発電実証研究の風車が見えます。
そして、だれとでもすぐ友だちになってしまう幹事のKさんは、漁師のみなさんともすっかりお友だちに。(^m^ )
そんなKさんの八面六臂の活躍のおかげで、1泊2日の銚子バス旅行はつつがなく終了しました。
行く先々で歓待してくださったみなさまに心からのお礼を申し上げます。
それもこれも、そんなみなさまと銚子での8年間にわたる密接な交流をしてこられた片山司祭のお働きがあってのたまものです。
本当に楽しい旅行をありがとうございました!!\( ^o^ )/
2017年11月21日火曜日
銚子バス旅行報告(前編)
みなさま、長らくお待たせいたしました。
膨大な量の写真を前に、なかなか手を付ける勇気がわかずに延ばし延ばしになっていましたが、ようやく心の準備も整いましたので、この度の一大旅行記を綴らせていただきたいと思います。→大げさな・・・単にさぼっていっただけです。(^ ^;)ゞ
10月25日(水)、お天気はあいにくの雨でしたが、参加者19名を乗せたバスは予定通りに13時に相模大野を出発しました。
では、今回の旅程を地図で確認をしておきましょう。(地図をクリックすると拡大します)
バスは初めは順調に進んでいましたが都内に入ると渋滞に遭遇、気分も滅入りそうなところですが、それよりもこれからの期待感の方が大きく、バスの中もそんなわくわく気分が充満していました。
渋滞から抜け出ると、後は快調そのもの、そして最初の訪問先、九十九里ホームへ到着しました。
まずは九十九里ホームの敷地内にある聖マーガレット礼拝堂でお祈りを献げました。
この後、特別養護老人ホーム「松丘園」へと移動し、九十九里ホームについてのお話をうかがいました。
写真左から松丘園園長、九十九里ホーム理事長、片山司祭です。
九十九里ホームは昭和10年、英国人宣教師A.M.ヘンテ女史により結核患者の保養所として設立されました。その後、一般病院へと転換し、さらに福祉事業への取り組みを開始。病院を中核とした医療、保健、福祉の総合施設の完成を目標に、現在、地域と連携して飯倉駅前地区の大規模な整備計画を進めています。
理事長のお話によると、今一番の悩みは800人いる職員の中の信徒の数が少ないことだそうです。九十九里ホームの基本となるキリスト教の精神を、どうやって伝えていくのかが課題とのこと。
九十九里ホームで5年間チャプレンをなさっていた片山司祭は、この課題を克服するため職員の部活(卓球部)に入って、職員との交わりの中で内部から浸透させていこうと張り切っていた矢先にバルナバへの異動が決まり、志半ばで終わってしまったことを悔やんでいらっしゃいました。
お話の後は松丘園の中をご案内していただきました。
介護用の入浴リフトです。
介護浴槽です。
トイレは介護がしやすいようにゆったりとしたスペースです。
松丘園の案内図です。
滞在時間が短いため、広大な施設の中のほんの一部分しか見ることができませんでしたが、環境、設備とも素晴らしいところだということを実感しました。
横浜教区の社会福祉法人としてはベタニヤ・ホーム、エリザベス・サンダース・ホームが有名ですが、九十九里ホームのことをもっと知ってもらいたいという片山司祭の強い思いに深く共感した、施設見学でした。
帰りには全員に地元名産、落花生の煎餅のお土産まで持たせていただき、ありがとうございました。
さて、次の訪問先は八日市場聖三一教会です。
あたりはすっかり暗くなってしまいました。
夕の礼拝を献げました。
北澤司祭は、台風による増水被害の後処理の中、風邪をひかれて体調万全とはいえないところへもってきて、水曜日が休日にもかかわらず、わざわざお出迎えしてくださり、心より感謝いたします。
こちらが祭壇です。
床のあちらこちらに通気口があるのですが、これは湿気対策で、夏は湿気がこもらないように開けて、冬は閉じるのだそうです。
北澤司祭にはお菓子の用意までしていただいたのに、時間が押していて、歓談の時を持つことができず残念でした。
ちなみにお菓子は全員お持ち帰りさせていただきました。(^.^)
そして、帰りのバスへ乗り込もうと、教会を出たところ、片山司祭がお隣の魚屋さんとお話をされている場面に遭遇。
片山司祭にうかがったところ、銚子の教会の牧師さんでいらした時、管理牧師として週2日は八日市場の教会へ泊まっていらっしゃったそうです。そこで、お隣の魚屋さんと八百屋さんがたくさんの食物で先生のことを養ってくださったとのこと。
そんな人情味あふれるお話を土産に本日の宿泊先、「かんぽの宿 旭」へと到着しました。
ハスキー犬がお出迎え。
「やっと着いた~」と、ロビーでホッと荷物を降ろすみなさまの図。
そして、お楽しみの夕食はこちらの広間にて。
本日の献立です。
そしてお料理はこちら。
いただきまーす!
この後、一人ずつ近況報告や今回の旅についての感想など、自由に話す時間がありました。
前日(24日)に日本シリーズに駒を進めた横浜ベイスターズの大ファンFさんの歓喜の報告とは裏腹に、夢絶たれた広島ファンの片山司祭の寂しそうな笑みが哀愁を誘いました。(^m^ )
最後はこの旅行の功労者お二人の、1日目を終えた安堵の表情で締めたいと思います。
これにて、1日目の報告は終了します。
2日目は後編にてお楽しみに~。( ^ 0 ^ )/~~~~
膨大な量の写真を前に、なかなか手を付ける勇気がわかずに延ばし延ばしになっていましたが、ようやく心の準備も整いましたので、この度の一大旅行記を綴らせていただきたいと思います。→大げさな・・・単にさぼっていっただけです。(^ ^;)ゞ
10月25日(水)、お天気はあいにくの雨でしたが、参加者19名を乗せたバスは予定通りに13時に相模大野を出発しました。
では、今回の旅程を地図で確認をしておきましょう。(地図をクリックすると拡大します)
バスは初めは順調に進んでいましたが都内に入ると渋滞に遭遇、気分も滅入りそうなところですが、それよりもこれからの期待感の方が大きく、バスの中もそんなわくわく気分が充満していました。
渋滞から抜け出ると、後は快調そのもの、そして最初の訪問先、九十九里ホームへ到着しました。
まずは九十九里ホームの敷地内にある聖マーガレット礼拝堂でお祈りを献げました。
この後、特別養護老人ホーム「松丘園」へと移動し、九十九里ホームについてのお話をうかがいました。
写真左から松丘園園長、九十九里ホーム理事長、片山司祭です。
九十九里ホームは昭和10年、英国人宣教師A.M.ヘンテ女史により結核患者の保養所として設立されました。その後、一般病院へと転換し、さらに福祉事業への取り組みを開始。病院を中核とした医療、保健、福祉の総合施設の完成を目標に、現在、地域と連携して飯倉駅前地区の大規模な整備計画を進めています。
理事長のお話によると、今一番の悩みは800人いる職員の中の信徒の数が少ないことだそうです。九十九里ホームの基本となるキリスト教の精神を、どうやって伝えていくのかが課題とのこと。
九十九里ホームで5年間チャプレンをなさっていた片山司祭は、この課題を克服するため職員の部活(卓球部)に入って、職員との交わりの中で内部から浸透させていこうと張り切っていた矢先にバルナバへの異動が決まり、志半ばで終わってしまったことを悔やんでいらっしゃいました。
お話の後は松丘園の中をご案内していただきました。
介護用の入浴リフトです。
介護浴槽です。
トイレは介護がしやすいようにゆったりとしたスペースです。
松丘園の案内図です。
滞在時間が短いため、広大な施設の中のほんの一部分しか見ることができませんでしたが、環境、設備とも素晴らしいところだということを実感しました。
横浜教区の社会福祉法人としてはベタニヤ・ホーム、エリザベス・サンダース・ホームが有名ですが、九十九里ホームのことをもっと知ってもらいたいという片山司祭の強い思いに深く共感した、施設見学でした。
帰りには全員に地元名産、落花生の煎餅のお土産まで持たせていただき、ありがとうございました。
さて、次の訪問先は八日市場聖三一教会です。
あたりはすっかり暗くなってしまいました。
夕の礼拝を献げました。
北澤司祭は、台風による増水被害の後処理の中、風邪をひかれて体調万全とはいえないところへもってきて、水曜日が休日にもかかわらず、わざわざお出迎えしてくださり、心より感謝いたします。
こちらが祭壇です。
床のあちらこちらに通気口があるのですが、これは湿気対策で、夏は湿気がこもらないように開けて、冬は閉じるのだそうです。
北澤司祭にはお菓子の用意までしていただいたのに、時間が押していて、歓談の時を持つことができず残念でした。
ちなみにお菓子は全員お持ち帰りさせていただきました。(^.^)
そして、帰りのバスへ乗り込もうと、教会を出たところ、片山司祭がお隣の魚屋さんとお話をされている場面に遭遇。
片山司祭にうかがったところ、銚子の教会の牧師さんでいらした時、管理牧師として週2日は八日市場の教会へ泊まっていらっしゃったそうです。そこで、お隣の魚屋さんと八百屋さんがたくさんの食物で先生のことを養ってくださったとのこと。
そんな人情味あふれるお話を土産に本日の宿泊先、「かんぽの宿 旭」へと到着しました。
ハスキー犬がお出迎え。
「やっと着いた~」と、ロビーでホッと荷物を降ろすみなさまの図。
そして、お楽しみの夕食はこちらの広間にて。
本日の献立です。
そしてお料理はこちら。
いただきまーす!
この後、一人ずつ近況報告や今回の旅についての感想など、自由に話す時間がありました。
前日(24日)に日本シリーズに駒を進めた横浜ベイスターズの大ファンFさんの歓喜の報告とは裏腹に、夢絶たれた広島ファンの片山司祭の寂しそうな笑みが哀愁を誘いました。(^m^ )
最後はこの旅行の功労者お二人の、1日目を終えた安堵の表情で締めたいと思います。
これにて、1日目の報告は終了します。
2日目は後編にてお楽しみに~。( ^ 0 ^ )/~~~~
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