2018年6月27日水曜日

聖霊降臨後第5主日/「意識消失」に関する学び

24日は聖霊降臨後第5主日でした。

祭壇のお花です。


次主日
聖霊降臨後第6主日(特定8)
7月1日(日)7:00,10:30 主日聖餐式
≪聖歌 348,527,415,553,323≫
申15:7-11 Ⅱコリ8:1-9,13-15 マコ5:22-24,35b-43



24日は愛餐会の後、内科医のUさんによる「意識消失」についてのお話がありました。


“一過性意識障害”は、秒~分単位で持続した後自然に回復するもので、“失神”と“失神以外のもの”に分けられるそうです。
“失神”は一過性の脳血流低下によるもので、通常数分以内で自然に完全回復するので救急要請は必要ないとのこと。
“失神以外のもの”は意識が戻った後なんらかの認知障害が残るので、意識障害が継続していると考えられ、その原因は一過性の血流低下以外(脳血管障害、代謝性疾患〈特に低血糖〉等々)となるため、救急車を呼ぶ必要があるそうです。
救急車が到着するまでにできることは、頭を低くして脳血流を保つためにクッションなどを利用して下肢を高めに保持すること。また、意識消失が続いていれば顎を上げて気道を確保することです。
意識消失が続き、手首および頸動脈でも脈に触れることができなければ、心臓マッサージ(100回以上/分)の必要があります。この1分間に100回以上という目安ですが、「崖の上のポニョ」の主題歌のリズムに合せると、ちょうどよいのだそうです。
分かりやすく説明していただき、いざという時の心構えが少しできたように思います。Uさん、どうもありがとうございました!


<お知らせ>
☆7月8日(日)13:00チャペルコンサートが行われます。今回は木琴とフルートによる演奏が行われます。