2012年7月9日月曜日

聖霊降臨後第6主日/国際聖書フォーラム2012

昨日(8日)は聖霊降臨後第6主日でした。

祭壇のお花です。



7月5、6日の両日、ホテルニューオータニで「国際聖書フォーラム2012」(日本聖書協会主催)が開かれました。このフォーラムは国内外の聖書学の成果を伝えることを主旨として行われており、今回の海外講師の人選は、現在進行中の新しい聖書翻訳事業の翻訳者の方々の推薦によって決められたそうです。
ということで、小林進司祭が推薦されたレスター・L・グレイビー氏(ハル大学〈英国〉宗教神学部名誉教授)は、小林先生のかつての論文の指導教官でいらっしゃいました。

グレイビー教授の講演は両日行われましたが、5日の講演(テーマ『第二神殿時代のユダヤ教文書』)を聞きに行ってまいりました。
当方、英語が全くダメなので不安でしたが、初めに講演内容が完全に翻訳された資料をいただき、会場正面にはグレイビー教授の話と同時進行で字幕が表示されたので、まったく心配はありませんでした。

講演後は質疑応答が行われ、小林先生がグレイビー教授と質問者の間に入って通訳を担当されました。難しいやりとりが続く中、先生がポツリと「冷や汗です」と漏らしたところ、それまでの張り詰めた空気がフワッと溶けて、会場が笑いに包まれました。(^▽^)


小林先生とグレイビー教授

なんと、グレイビー教授は小林先生より1歳年上なだけだそうです!