2012年3月5日月曜日

大斎節第2主日/祭服のたたみ方

昨日(4日)は大斎節第2主日でした。

聖餐式の後、十字架の道行きのお祈りを行いました。



今週はネタになるものがないと思っていたところ、前田司祭が祭服をたたんでいらっしゃる姿を発見。
これは良い機会だと、正式なたたみ方を教えていただきました。

順番としては、体から離れたところにあるものからたたんでいくそうです。

まず、チャズブルを背面が上になるようにして置きます。


背面を半分に折ったら、もう一度半分に折り返します。


マニブルを二つ折りにしてIの形に置きます。


ストールをHの形に折りたたんで置きます。


ガードルをSの形にして置きます。


アルブを背面を上にして置き、たたみます。



アミスも背面を上にして置き、左右にある紐をXの形に交差させます。


チャズブルを左右と下からたたんで、終了です。



なお、このチャズブルは、先週まで前田司祭がお召しになっていたバルナバの物ではなく、先生の私物だそうです。バルナバの物は生地の光沢や刺繍がきらびやかですが、こちらは落ち着いた色合いで、大斎節用のものなのだそうです。(写真は光線の加減で青く見えますが、実物は素敵な紫色です)

そのようなわけで、十字架にはイバラの刺繍がほどこされています。



以上、祭服の正しいたたみ方でした。