2010年9月30日木曜日

アミスとアルブ

9月18日、執事に叙任された大居雅治新執事へのお祝いとして、林間聖バルナバ教会からアミスとアルブをお贈りすることになりました。

アミスは祭服(アルブ、チャズブルなど)を着用する際に、直接首に触れないようにするため頭にかぶるものです。→アミス:「救いの兜」(エフェソ6:17)を意味する
アルブは祭服のうち最も簡単で、全式服の基礎となるものです。→アルブ:ラテン語で白色(Albus)を意味する
知ったかぶりで解説しましたが、すべて桑山隆執事の著書「礼拝と奉仕」(聖公会出版)からの受け売りです。f(^^;)

前田司祭が大居執事への贈り物の説明をするため、礼拝後にアミスとアルブを着たまま出てきて下さったとき、「これはチャンス!」と思い写真を撮らせていただきました。
「ブログに先生の写真を載せてもいいですか?」とうかがったら、「ファンレターが殺到すると困るから(笑)」と却下されました。(本音は「恥ずかしいから載せないで」とのこと)
ううむ、残念・・・。

オールタ・ギルド

毎月第3日曜日に行われる婦人会では、最初の30分ほどを使って、前田司祭がいろいろなお話をして下さいます。
19日はオールタ・ギルドについてのお話でしたので、以前、オールタの方から薦められた「礼拝と奉仕」(桑山隆著、聖公会出版)という本をご紹介します。

東京教区・聖アンデレ教会のホームページに本の内容説明がありますので、引用させていただきます。
「日本聖公会の桑山隆執事が、礼拝奉仕者の役割やその働き、具体的な作法や所作について、写真や絵を交えて分かりやすく解説したもので、アコライト・サーバーやオルターにとっての教科書であり、信徒や一般の方々にとっても礼拝奉仕の基礎知識を得るのに最適な一冊です。」

また、桑山執事が2007年聖霊降臨日から全22回にわたって行われた「聖マーガレット教会 礼拝に関するワンポイントレッスン」と題するレッスンの内容が、北海道教区・聖マーガレット教会のホームページに、PDFファイルで50ページにわたり公開されています。
今さら人に聞くのも恥ずかしいというような、礼拝に関する初歩的なことが懇切丁寧に書かれており、教会生活が浅い方には持って来いの指南書です。また、教会生活が長い方は、初心に戻って気付かされることもあると思います。ぜひご覧になってみて下さい。
聖マーガレット教会→http://www.nskk.org/hokkaido/st-margaret/pub.html

前田司祭のお話はいつもユーモアに富んでいて楽しいですが、オールタ・ギルドのお話の中で紹介された“前田の裏ワザ”にはちょっとビックリしました。
前田の裏ワザとは・・・。漂白剤を使っても落ちない白い布地の黄ばみを真っ白にするには、“ジョンソンのキッチンカビキラー”を使うとのこと。洗濯機の中のカビキラー液に洗濯物を1日浸け置いてから洗濯機を回し、その後、普通の洗剤で洗い流すそうです。すると生地が真っ白になり、洗濯機もきれいになるという、一石二鳥だとか。しかも、生地が全然傷まないという優れ物だそうです。みなさんもお試しあれ! 

2010年9月23日木曜日

旧約聖書勉強会

毎月第3金曜日に横浜聖アンデレ教会で行われている、小林進司祭による旧約聖書勉強会のお知らせです。
 10月15日(金)19時~(約1時間30分)
 テーマ『創世記の記者(作者)について』

新共同訳聖書が刊行されて約20年が経ち、次世代の翻訳聖書を検討する時期になったことから、日本聖書協会により新しい翻訳事業計画がスタートしております。聖書協会により推薦された翻訳者と文学者の方々が中心となって、これから長期にわたる翻訳作業が始まるわけですが、現在旧約聖書を担当する翻訳者13人の中の一人に小林進司祭が選ばれました。
小林進司祭は、ご自身の専門である預言書の部分を担当される予定。
完成は2016年頃になるそうです。
「典礼で用いられる美しい日本語の聖書を」という翻訳方針のもと、新しく生まれ変わる聖書を、楽しみにして待ちましょう!

というわけで、実はそんなすごい聖書学者さんだというのに、全然、偉ぶらない小林進司祭の面白旧約聖書勉強会へ、みなさんも出席してみませんか?
先生のお話をただ座って聴いているだけでよい勉強会です。
(自分の意見を発表したりしなくてよいので、気楽に楽しめますよ)

2010年9月20日月曜日

聖職按手式

9月18日(土)、横浜聖アンデレ主教座聖堂で聖職按手式が行われました。
三鍋主教の司式により、大居雅治聖職候補生(小田原聖十字教会勤務)と渡部明央聖職候補生(横浜山手聖公会勤務)が執事に按手叙任されました。
当日は晴天に恵まれ、約260名の方が参列し祈りを捧げました。


聖職按手式に続いて、会館で祝会が催されました。
テーブルには各教会の婦人会からのご馳走が並べられ、多くの方々からお二人の執事への祝辞が述べられました。
ユーモアと愛情が込められた祝辞で、会館は和やかな空気に包まれました。主に感謝。




当日の様子は、こちらでもご覧いただけます。