2021年3月15日月曜日

大斎節第4主日/外壁の聖母子像

昨日は大斎節第4主日でした。

一昨日の大雨とは打って変わっての快晴の下、片山司祭が教会の写真を撮影してくださいました。



そして、一つ変わったところをご紹介しましょう。

今までの様子。

昨日の様子。

違いがお分かりになりましたか?

今までは2階のエアコン室外機の背面とパイプが見えていた外壁の穴から、こんなものが見えるようになったのです!

これは、昨年の工事の際、ベストリーの棚の中身を全部出した時に出てきた素焼きの聖母子像だそうです。箱に入っていて、開けられた形跡はあったものの、どこにも飾られず箱の中で眠っていたのだとか。
そこで、妙案はないかといつものように吟ちゃんの散歩中に考えられた片山司祭が、バルナバへ着任以来残念なロケーションだと気になっていらっしゃった“壁から室外機が見える外壁の穴”で閃いた。「あの穴から御像が見えるようにしよう!」。

空洞になっている聖母子像のマリア様の頭の先まで転倒防止のため鉄の棒が入っており、地震の縦揺れで御像がジャンプした場合も鉄の棒から御像が外れないように台座の高さが調整されているそうです。台座に使用したのは三河焼の植木鉢とのこと。

聖母子像の設置は片山司祭の中では一連の改修補強工事の仕上げだそうです。
設置した日から、歩行者が立ち止まってこの聖母子像を見ている姿を何度もご覧になっているそうです。

バルナバで暗闇に眠っていた数々のお宝たちは、晴れ晴れとした新天地でみなさまに見つめられ、喜んでいることでしょう♪